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フランソワ・トリュフォー映画読本



本書の概要・感想

山田宏一『フランソワ・トリュフォー映画読本』平凡社、2003年

習作『ある訪問』(54年)から遺作『日曜日が待ち遠しい!』(83年)まで、全25作品を描いた本。100点以上の写真資料をはじめ、関係者の証言や監督自身の言葉もふんだんに盛り込まれている、トリュフォー映画のすべてと言っていい。

本書は、1954年から83年まで、年代別の構成を取っている。1つの作品ごとに、まず、トリュフォーへのインタビューが掲載されていて、節を改めて、その作品のエピソードが挿入されたり、スタッフやトリュフォーに対する筆者のエッセイが盛り込まれている。また、本書前半には簡単なトリュフォー論、後半には出演女優たちについての論考などが掲載されており、トリュフォー大好きな筆者の、縦横無尽なトリュフォー語りまで楽しめる。年譜、出典、索引付き。

トリュフォーといえばカトリーヌ・ドヌーヴだというのは私だけではないはずだが、彼女の主演2作の箇所では、トリュフォーの彼女への気配りのエピソードや、イヴ・サンローランがドヌーヴ用に衣裳をデザインした経緯などがふんだんに語られていて面白かった。


本書のキーワード

フランソワ・トリュフォー,カトリーヌ・ドヌーヴ.インタビュー


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