マドンナ 真実の言葉
本書の概要・感想
エッセンシャル・ワークス編『マドンナ 真実の言葉』橋本弘美訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2006年
デビュー以来のマドンナ語録+白黒のミニ写真集。音楽、ライフスタイル、ビジュアル面での世評に対するコメントや思想的なメッセージが満載である。
一番おすすめの台詞を載せておく。
ずっと挑発的なポーズをとってきたわ。 でもそれは、スキャンダルを起こしたかったからじゃない。政治に利用するためでもない。わたし自身のためよ。 この男社会で女として生きていくわたし自身の権利のためなの!
どうしようもない資本主義社会という男社会のなかで、女性は、挑発的なポーズを取ることによって、すり寄ってくる男性の価値を判断することができる。マドンナのビジュアル的で挑戦的な戦略は、その意味で見習うに値する。
帯より
1990年代、マドンナはひとつの社会現象でもあった。過激さのベールの陰に隠された一人の女性としての不安、勇気……その深い英知とユーモア、力強さと癒しに満ちた言葉は、スタイリッシュな写真と相まって、マドンナファンはもとより、彼女の全盛期を知らない世代にとってももうひとつのバイブルと呼ぶにふさわしい啓蒙の1冊となることだろう。
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