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私的ブランド論 - ルイ・ヴィトンと出会って



本書の概要・感想

泰郷次郎『私的ブランド論 - ルイ・ヴィトンと出会って』日本経済新聞社、2006年

今やカジュアル・ブランドと成り下がってしまったルイ・ヴィトンの日本国内での経営戦略。著者はルイ・ヴィトン・ジャパンの代表取締役等々、同系列の社長や会長等を経て、現在はクリスチャン・ディオール等の会長に就任している。立場上仕方がない面もあるが、日本人が品質にこだわるといった賛同しがたい分析があったり(別窓参考:ブランド品を持っていい人、悪い人 - 英国上流夫人のみた日本人)、商品を買わない理由を作らない等のカジュアルブランド・ヴィトンらしい発言があったり、やや閉口する箇所も多いが、ヴィトン社やそのグループの運営にに対する泰の要求等は語録として読むに値する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
秦 郷次郎
慶応義塾大学経済学部卒業後、米ダートマス大学エイモスタック・ビジネススクールよりMBA取得。64年ピート・マーウィック・ミッチェルのニューヨーク事務所に入所。その後、東京事務所に転勤。76年より仏ルイ・ヴィトン社のコンサルティングを開始し、78年、ルイ・ヴィトンの日本とアジア・太平洋地域代表に、81年、ルイ・ヴィトンジャパン株式会社設立に際し、代表取締役社長に就任。2003年より、ルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、フェンディ等を要するLVJグループ株式会社の代表取締役社長に就任。現在は、クリスチャン・ディオール株式会社の会長、ヴーヴ・クリコジャパン株式会社の相談役を兼任。国外では、ルイ・ヴィトンマルティエ(フランス本社)取締役、ルイ・ヴィトンハワイ取締役会長も務める。2001年、フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを叙勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次
プロローグ ルイ・ヴィトンとの出会い
1 信念を貫く―ブランド・ビジネス・モデル
2 伝統とストーリーを売る―ブランドを感じさせる店づくり
3 誠実さを支える力があってこそ―プライシング・ポリシー
4 クレディビリティーの構築―PR・広告の一貫性
5 サービスの神話化―多様な顧客サービス
6 買わない理由をなくす―製品開発は自分たちとの戦い
7 進化しつづけるブランド―創業分野以外への新規参入
8 ラグジュアリー・ブランドの本質―こだわりを生み出すメンタリティー
エピローグ 総合力の時代へ


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